Step1
はじめに
Step2
レベルの点検方法
・レベルを標尺の間に据え、1Aと1Bを観測します。
・レベルを左端に据え、2Aと2Bを観測します。
本来であれば、1A-1B=2A-2Bとなりますが、ならない場合は許容範囲内である必要があります。
もし許容範囲を超えた場合は調整が必要となります。
許容範囲は次で示します。
許容範囲は「作業規程の準則」に規定されています。
以上になります。
橋梁下部工の天端(スパンが長い場合誤差が生じやすい)やタワークレーンの基礎の水準測量等ではかなりの精度を求められます。
特に、タワークレーンの基礎の誤差は2mm以内じゃないとダメと結構厳しいことを言われたものです。
そんなときに、レベル自体に不具合が生じていれば最悪です。
なので、おいさんは良く精度が求められる水準測量の場合、あらかじめレベルの点検をしてから作業をするようにしていました。
今回は、そのレベルの点検方法について書いていきたいと思います。